ビデオ事例05:親子経営の赤字の下請け塗装屋から脱却!元請け転換して年商1億円、さらに借金完済!

青木忠史

青木忠史
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■日本建築塗装職人の会 会長 / アサヒリフォーム有限会社2代目代表取締役(現名誉会長)/ 経営改善実績700社以上・相談実績7,000件以上 / 『職人の会式 塗装店経営法』開発/ 『繁盛親方-工事店DXアプリ開発 / 「いちばんやさしい工事店経営の教科書」(ダイヤモンド社)/「日本建築塗装職人の会 成功の秘密」「塗装職人」「のび太くん採用」(サンライズパブリッシング社)他

福島県会津若松市の星塗装店さん。

12月~3月までは全く仕事ができない豪雪地帯でも、「職人の会式塗装店経営」を実践し、事業を承継し、健全経営を実現しました。

そのレポートをご覧ください。

入会後得られた成果

項目入会前入会後
売上4,000万円1億円
借入5,000万円完済!
施工件数38件72件
社員数1人+外注5人+外注
店舗数1店舗1店舗

入会前の状況と、入会のきっかけ

 2代目として、父の後を継いだ時が29歳。お恥ずかしい話ではあるのですが、会社経営は火の車、借金は5,000万にも登り借金の催促の電話が鳴り止まない状況でした。

その原因は、孫請での塗装工事案件がほとんどで利益が出なかったこと…。

中にはひ孫請けの案件も多く、粗利も10%未満。到底、会社として経営が出来る状況ではありませんでした。

しかし、根っからの職人である初代は経営のことなどは全く分からず、仕事を回せばお金を廻すことができるとだけ考えて、ただ、ひたすら30年間、現場仕事だけを回し続けてきたという状況だったのです。

(今は笑顔の初代・星金一会長。当時は大変だったようです。)

ところが、お金が回らない状況なので、その都度、運転資金として、銀行から融資を受けるという悪循環になっており、そこから抜け出すことが出来ずにいたというのが、当時の弊社の状況でした。

 人生を通してひ孫請けの塗装工事に力を注ぎながら私たち家族を養ってくれた父には、ただただ感謝の思いしかなく。経営については無知な父には頼ることもできなかったため、自分なりに調べた結果、まずは、利益の出る「直販事業」をやるしかないということが見えてきました。

 そして、その後、いろいろと調べていた時に、成功している塗装屋さんの知人の会社のホームページに「日本建築塗装職人の会」というロゴが貼ってあり、そこから、「ニッポンの塗装店」に辿りついたのです。

入会後、実践したことは、ひ孫請けから脱却するための「集客戦略」

 入会後、私がまず、実践をしたことは、ひ孫請けの経営体質から、住宅塗装直販事業を含めた塗装店に生まれ変わるための「集客戦略の構築」でした。

➀住宅塗装直販のための店舗づくりを行いました。

その1歩目として、店舗を構えました。

(10年前の店舗ですので、今のようにブランド・アイデンティティが決まっていない時期のスタイルです)

②業績改善計画を立てて、実行しました。

ただ、当時の売上が4,000万円、借金の総額が5,000万円。

税理士先生や周りの方々からは、「自己破産をして一度整理をしたほうが良い」とすすめられていた状況であり…。

自転車操業の状態でしたので、なんとか業績改善もしなければならず、青木会長の個別コンサルティングを申込み、本部の東京に出向きました。

しかし、青木会長からは、地元の税理士先生などとは、全く違うアドバイスをもらいました…。それが以下のとおりです。

「私は6,000万円を返しました。5,000万円なら、塗装職人の星社長なら完済できます。自己破産をするのはいつでもできますから、まずは、原理原則に則って、業績改善に取り組みましょう」

そして、完済の方法論の指導を受け、業績改善に取り組みました。

「借金完済プログラムシート」詳細は『塗装屋さんに特化した「借金返済」の完全ロードマップ』をご参照ください。

 

この面談で、私の心に火が付き、学生時代にスキーを行っていた当時の自分を思い出して、ストイックに仕事に励み、約5年。一目散に借金の完済を実現しました。

 

③直販用のチラシとWEBサイトを作成して、マーケティング活動を開始した!

 それと同時に住宅塗装直販のチラシ制作とWEBサイト制作も、ニッポンの塗装店の指導の下に行いました。

具体的な内容は、本サイト内の

「塗装店の集客を成功に導くチラシ・ロゴなど120のポイント」

「下請け塗装店を脱却して元請け塗装店になるための10のアクションプラン」

を、元にしたニッポンの塗装店FCのメニューどおりです。

 

 

その結果、これまで、全く取り組んだことがなかった住宅塗装直販の受注も実現していきました。

「ただ、その当時は、反響が取れるか取れないかなどと考える余裕は一切なく、とにかくがむしゃらでしたね…。笑」と星社長は笑顔で語ってくれます。

業績は4,000万から7,000万、そして1億円にアップ。

粗利も10%から30%、40%と、直販の受注が増えるにつれて向上し、経常利益も15%を継続的に達成し続ける黒字経営を実現できるようになり、それに合わせて、多額の負債も完済できました。

 

 

これからの経営ビジョン

 業績も安定化してきて、私も気が付いたら40歳になっていました。そんな私が考えていることは、地域に根差しながら、事業を堅実に成長させていくことです。

 会津若松の土地には、季節変動も大きいため、地元の塗装屋さんで会社経営の形で行っている方が非常に少ないのが現状です。

 ところが、会津若松市には12万人・約47,000世帯の方々が住んでおり(近隣地域も含めると15万人以上)、しかも日本でも有数の豪雪地域であり、住宅が激しく痛むため、定期的なメンテナンスが欠かせない地域でもあるのです。

 そのため、塗装工事・屋根工事専門店は、地域の方々の暮らしの安心を守る「使命」を担っているお仕事でもあると考えております。

 そのような「思い」から、会津若松・南会津・会津坂下・会津美里・喜多方地域を中心に、地域社会に貢献できる「住宅塗装・屋根工事専門店」になることが、現在の星塗装店の目標であり、いずれ、郡山市にも進出をして、もっと多くの塗装技術者を採用して、地域社会に貢献していける塗装職人・屋根職人を雇用し続け、育成し続けていきたいと考えています。

「ニッポンの塗装店」の教えでは、『売上競争型経営』ではなく、塗装店としてやるべき塗装技術者を育成しての成長=「コアコンピタンス経営」が目標ですので、焦らず、着実に、塗装技術者を採用して、育成して、地域社会に長く貢献し続けてまいりたいと考えております。

2代目代表親方/一級塗装技能士
星 健一郎

 

最後にビデオをご覧ください

 

次はあなたの番です。

 

 

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日本建築塗装職人の会は、塗装業界の健全発展、建築業界の健全発展を実現したいと考えている任意団体です。
日本建築塗装職人の会の武器は、これまで15年間700社以上の経営指導実績の中で培ってきた独自の経営スキーム「職人の会式 塗装店経営」です。
このスキームを通して、先が見えづらいと言われている時代の中で本当に大切なもの、本当に価値ある塗装工事店や塗装職人さんを残していきたいと考えています。

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