いつも日本建築塗装職人の会の活動にご理解・ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
本日は、全国的に発生している塗装業者狙いの新手の詐欺手口について、緊急の注意喚起をさせていただきます。
■ 実際に2025年12月から2026年1月までに発生した事案ケース
「介護施設の職員を名乗る男」から塗装業者へ次のような電話が入りました。
・「施設の外壁塗装の見積をお願いしたい」
・「以前の塗装業者が廃業したので、新しい業者を探している」
・「金額次第では工事までお願いしたい」
一見、通常の見積依頼に見えますが、
現地訪問の日程調整を進めると、
・「訪問前に電話で細かい打ち合わせをしたい」
と、対面ではなく電話でのやりとりに誘導されます。
その後、次の相談を持ちかけられました。
・「塗装工事とは別件だが、施設で使用する消毒液の購入業者とトラブルになり、購入できなくなった」
・「そちらで代わりに消毒液を購入してもらえないか」
と、高額商品の代理購入を依頼してくる手口です。
■ 詐欺の実態
「消毒液詐欺」「介護施設 消毒液 代理購入 詐欺」などで検索すると、
全国でまったく同じ手口が塗装業者を狙って多発していることが確認されています。
警察にも既に相談事例があり、同様の相談が発生しているとのことです。
実際には、
・施設も存在しない
・職員を名乗る人物も架空
・代金を振り込んだ後に連絡が途絶える
という典型的な振込詐欺型の業者狙い詐欺です。
■ 被害防止のためのポイント
以下に一つでも該当する場合は、即座に詐欺を疑ってください。
・ 見積依頼の段階で「別商品の代理購入」を頼まれる
・ 現地訪問を避け、電話・LINE・メールのみで進めようとする
・ 「急ぎ」「今日中」「施設が困っている」など焦らせてくる
・ 工事契約前なのに金銭の立替・振込を求めてくる
塗装工事と無関係な物品購入依頼は、100%応じない
これを社内ルールとして徹底してください。
■ 万一、同様の連絡を受けた場合
・ その場で「代理購入は一切行っていない」と伝える
・ それ以上のやりとりをしない
・ 必要に応じて警察へ相談
・ 当会にも情報共有いただけると、さらなる周知に役立ちます
職人社長の皆さまが、
「真面目に仕事をする誠実な業者」だからこそ狙われる時代です。
どうか、
「工事以外の金銭依頼は一切受けない」
この一線だけは必ず守ってください。
皆さまの現場と会社を守るため、
引き続き情報共有を行ってまいります。
日本建築塗装職人の会
塗装店経営アカデミー運営事務局




