工事店向けSaaS完全比較

──道具を選ぶ前に「勝ち方」を決めよ

ちなみに、SaaS(サース)とは、インターネット上で使う業務ソフトのことです。
パソコンやスマホからログインするだけで、見積作成や顧客管理などが出来るソフトを指しています。
このコラムでは、有名なソフトの特徴を理解して、自分に合ったソフトを選び業績向上を支援することを目的としています。

最近、塗装店・リフォーム会社・工事店の経営相談でこんな声をよく聞きます。

仕事が忙しくて手が回らない…

見積もりの時間がかかり、自分は現場に専念したいので営業マンを雇おうか考えている‥

このような状態が、仕事が出来る職人社長にとっての最大のストレスとなっており、

そこで多くの工事店が
◎営業マンを雇う
◎事務員を雇う
◎SaaS系ソフトの導入を検討する

を始めています。

しかし、間違った選択は、業績向上ではなく、業績低下を招いてしまう事もあるため、よく検討をする必要があります。

例えば、営業マンを雇えば、時間がかかっていた見積もりの時間を任せることができて、自分が現場に専念できると思っていても、雇った営業マンは思ったような営業をやってくれず、契約が決まらず売上が下がる‥とか。

事務員さんを雇っても、工事のことを知らないので、それを一つひとつ教えていたら、自分でやることの何倍もの時間がかかってしまったり‥とか。

SaaS系のソフトの導入をしても、多額な導入費用をかけたのに、ソフトの操作性を覚えるだけに時間が過ぎてしまい、本当にこのソフトで良いのか、ずっと不安が残っていたり‥とか。

様々な選択肢があるということは、一見便利なようですが、正しい選択が出来なければ、新たな迷いを産んでしまうのです。

そこで、このコラムでは、工事店SaaSソフトに絞り、わかりやすく一覧表にまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

有名工事店SaaSソフト一覧

分類SaaS名得意領域主な対象会社
管理入門繁盛親方見積・顧客・原価管理・案件整理職人社長の工事店
営業管理エニワン見積・提案・営業標準化営業型リフォーム会社
現場連携ダンドリワーク工程共有・写真・職人連絡現場職人主体会社
現場統合ANDPAD多現場・監督・協力会社統合中堅以上施工会社
内製管理Kintone自由設計業務DBIT内製志向会社

ここで大事なのは、

「どれが良いか」ではなく「今の自社の段階に合っているか」という視点です。

それぞれをさらに具体的に分かりいやすく説明いたしますね。

各SaaSが合う“会社の段階”

■ エニワン

営業担当を複数抱え、
営業組織を回したい会社向け

■ ダンドリワーク

現場職人が多く、
職人同士の連携を強化したい会社向け

■ ANDPAD

現場監督・協力会社・同時進行現場が多い
中堅以上の施工会社向け

■ Kintone

ITに強く、
自社流に管理システムを内製したい会社向け

そして‥

■ 繁盛親方

職人社長が経営する小規模工事店向け

◎社長が現場にも出る
◎事務は1人か、社長が兼任
◎見積・顧客管理は、紙・Excel・LINE中心
◎ITは比較的に得意ではない

繁盛親方は、この 業界の“最も多い現実” に合わせて設計されています。

つまり、あなたが、一人親方から職人数名の職人直営店を経営している、職人社長さんなら、繁盛親方から始めると良いというのが結論です。

なぜ職人社長には「繁盛親方」が最初の一歩なのか

他のSaaSは
ある程度組織化された会社 を前提にしています。

しかし、多くの塗装店は

・社長が現場と経営の両方を担う
・管理は経験と勘
・情報は頭とスマホに分散

この状態です。

一方で繁盛親方は

「社長の頭の中にある会社を、外に出して整理する道具」

として作られています。

繁盛親方で起こる変化

繁盛親方を使うことで以下の変化があると言われています。

・案件の抜け漏れが消える
・社員が同じ情報を見られる(共有する・しないはそれぞれの会社毎で判断)
・移動中作業車内でもできるため事務作業が減る
・ソフトに一元管理されているため、社長が“探し物”から解放される

つまり

会社が“落ち着く”

これが最初の大きな効果です。

ただし、ここで一つだけ知っておいてほしいこと

繁盛親方は

会社を“回す道具” です。

しかし、

・相見積もりに巻き込まれる
・価格競争から抜けられない
・紹介が増えない
・社員が育たない

こうした

“どう勝つか”の問題は
SaaSでは解決できません。

管理が整ったあと、必ず訪れる次の問い

「じゃあ、どうすれば
選ばれ続ける会社になるのか?」

ここから先は

経営の型

の領域です。

ニッポンの塗装店FCが提供する「勝てる型」

・相見積もりに入らない集客構造
・価格競争を避ける商品設計
・職人社長を“経営者”へ導く教育
・新人が白鳥のまま育つ育成設計
・地域で信頼が積み上がるブランド構築

つまり

「どう戦えば勝てるか」
その設計図を提供する仕組み

です。

最も現実的で失敗しない成長ルート

繁盛親方で会社を整える

経営の型で会社を強くする

この順番こそ、

忙しいのに儲からない会社
から
選ばれ続ける安定会社

へ進む最短ルートです。

最後に

散らかった作業台では
どんな名工でも良い仕事はできません。

まず作業台を整える。
そのための道具が 繁盛親方 です。

作業台が整ったあと、
どんな作品を作るかを決める。

そこからが
本当の経営の始まりです。