「塗装に思い」を込める塗装屋さんが増えてきました。
これはとても素晴らしいことと思います。
ところで、
どのような「思い」を込めれば良いのでしょうか?
また「思い」を込めるとどうなるのでしょうか?
それについて少し考えてみましょう。
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さて以前、このようなお話がありましたね。
水に「ありがとう」と声をかけ続けると、美しい結晶が出来、
水に「バカヤロウ」と声をかけ続けると、崩れた結晶になるというお話です。
(以下、画像をご覧ください)
これは、水だけではなく、
食べ物でも実験をされた方がいるようです。
食べ物に対しても、
「ありがとう」と声をかけ続けると、長持ちして、まろやかに美味しくなり、
「バカヤロウ」と声をかけ続けると早く悪くなってしまうというものです。
この原理から行くと、
塗料も液体であり、
塗装工事の際に「思い」を込めると、
本当に長持ちしたり、
美しい出来栄えになったりするのでしょうね。
それを、体験的に行っている塗装業界、塗装職人さんは、
私は、極めて素晴らしい存在だと思います。
現に、職人の会・ニッポンの塗装店FCでも、
純粋な思いで仕事をしている方は、
年数と共に着実な発展繁栄を実現されています。
また世界には、
気体
液体
固体
がありますが、
液体が1番思いがこもりやすいと言われているので、
塗装工事の際に「思い」を込めるというのは、
とても理にかなっていることと、私は思いますね。
具体的には、
塗装工事の本質である
「お客様の暮らしの幸せを守り続けたい」
という思いを込めて塗装工事をしていくと良いですよね。
そして、
それを代表親方がそう思っているだけではなく、
現場親方も同じ思いで、塗装工事ができると良いのですね。
そのような思いで仕事をすることで、
お客様満足度の高い工事が提供できるようになり、
地元での評判もよくなり、
反響も増え、
会社が成長していくのですよね。
このような姿は、
日本建築塗装職人の会では数多く見ている事実です。
なので、
塗装工事店の社員に対する教育で、
仕事に対する思いを教えるという点は
決して間違っていないと私は思います。
ここまでは、
液体、塗装、塗装工事に思いを込める、という話をしました。
ここからは、少し目線を変えてみます。
実は、人間も70%が水と言われています。
会社は、そのような人が作っています。
そして、
地域社会も、塗装業界も、国家も、人が作っています。
その中の人びとが、
暗いことばかりを口にしたり、
人の悪口ばかりを言ったり、
貧困ばかりを口にしたり、
争いを口にしていたら、
水が70%を占める
人間、
会社、
社会、
業界、
国家、
時代、
はどのようになるのでしょか?
一方で、
どんな時代になっても、生き抜いていくことができる。
必ずまた幸福や豊かさ繁栄を作り上げていくことができる。
たとえ、一時期幸せが崩れても、以前にも増した幸福、豊かさ、繁栄を作りあげることができる。
自分の豊かさが周りの豊かさに直結し、周りの豊かさが自分にも訪れてくる。
ということを常々口にしていたら、
どのような人、
会社、
社会、
業界、
国家、
時代、
が出来るのでしょうか?
いずれにしても、
きっと込めた思いの通りの環境が、
いずれ時間と共に出来上がってくるのでしょうね。
日本建築塗装職人の会は創立以来19年目。
これまで数多くの塗装工事店さんの経営を支援してきました。
一社一社は、必ずしも大きな会社ばかりではありませんでしたが一貫として、
◎地域に根付く職人仕事と日本の心を守る
◎塗装工事を通してお客様の暮らしの安心を守り続ける
という「思い」で誠実な仕事と経営を続けていただけるよう支援してきましたし、
その結果、多くの塗装屋さんに、
夢と希望と豊かさを提供し続けてきたという自負が、職人の会にはあります。
実際に、様々なことが、現実化するまでの時間はかかりますが、
魅力的な塗装業界を作り続けていくための「思い」はこれからも継続していこうと考えています。
今日は、
塗装に「思い」を込めるということについて皆様と一緒に考えてみました。
気づきや新しい発見などありましたら、また、メール返信で教えてくださね。
「思い」の込め方は、また別のコラムにてお話してみようと思います。
いつもありがとうございます。
日本建築塗装職人の会 会長
青木 忠史
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