現在、静かに塗装業界を襲ってきている塗料不足。
この件について、職人の会としての見方を期待される声が多く届いていることからも、今日は『塗料不足解消へのロードマップ』をお話しをさせていただきます。
まずこれまでの歴史を振り返る
まず、これまでの歴史を振り返ります。
我々塗装業界の歩みを振り返れば、今の苦境もまた「次の飛躍への前兆」に過ぎないことがわかります。
1. 我々が乗り越えてきた「壁」の記録
私たち塗装業界は、その都度「もうダメだ」と言われるような荒波を、知恵と団結で乗り越えてきました。
それらは以下のとおりです。
・リーマンショック(2008年)
世界的な経済崩壊。しかし、ここでコスト管理と営業の質を磨いた企業が生き残りました。
職人の会が「管理会計マネジメント」を始めたのもこの時期でした。
・東日本大震災(2011年)
物資不足と電力危機。助け合いの精神と、地域の守り手としての自覚を刻みました。
この時、職人の会では、職人を長く雇用し続ける「人材組織戦略」をスタートしました。
・消費税増税(8%・10%)
駆け込み需要後の冷え込み。これを機に、価格競争ではない「価値提供」の経営へ舵を切りました。
職人の会では、幾多の戦争を乗り越えてきた、百年企業に習おう、と「百年企業型経営」へと前進しました。
・コロナショック(2020年~)
対面活動の制限。ここでデジタル化(DX)やWeb集客に踏み出した店が、今、地域で圧倒的な支持を得ています。
「繁盛親方」の大幅バージョンアップが完了し、普及版として、リリースされたのもこの時期でした。
・石破ショック・地政学リスク
そして、市場の混乱と材料高騰。しかし、それは「エネルギー安全保障」という国策の転換を促すトリガーとなりました。
職人の会では、トソイチホームページが「マルチマッチング型」へと大きく進化し、AI時代に対応し始めました。
このように、歴史が証明しているのは、
「新しい道を見出した存在だけが、さらなる発展を実現する」という真実です。
2. 今回の「扉」:日米アラスカ・ルートの合意
今、塗料不足を明確に感じる時期になりましたが、以下の情報はご存知でしょうか?
2026年3月、高市総理とトランプ大統領の間で交わされた合意は、我々にとっての「解決の鍵」です。
①アラスカ・ルートの開拓と「脱・中東」
イランによるホルムズ海峡の封鎖リスクが高まり、原油価格が急騰する中、高市総理は中東への過度な依存(約94%)を打破するため、アラスカ産原油の調達拡大をトランプ大統領に提案しました。
輸送のメリット: アラスカから日本への輸送は約12日。中東(20日以上)に比べて大幅に短縮され、地政学的リスクのある海域を回避できる「北太平洋ルート」として期待されています。
増産協力: 米国北部のノーススロープにある「ウィロー・プロジェクト」などの油田開発に対し、日本が投資・協力することで米国内の生産量を引き上げる方針です。
②巨額の対米投資パッケージ(約87兆円)
このアラスカ原油プロジェクトは、日本側が提示した総額5,500億ドル(約87兆円)におよぶ対米投融資案件の一部として位置づけられています。
背景: トランプ大統領からの「ホルムズ海峡への自衛隊派遣」や「さらなる関税交渉」といった強い圧力に対し、経済面での貢献(エネルギー開発や次世代小型モジュール炉(SMR)への投資)を「手土産」として提示し、日米同盟の安定を図る狙いがありました。
③経済安全保障への影響
高市政権が掲げる「責任ある積極財政」と「安全保障の抜本的強化」の一環として、エネルギーの調達先を多角化することは、日本の製造業や物流コストの安定化に直結する戦略とされています。
これらのニュースの出所は、以下などです。
『読売新聞』2026年3月18日付「米国産原油を日本で共同備蓄、日米首脳が合意へ」
『FNNプライムオンライン』2026年3月18日付「アラスカから原油調達へ 高市首相が日米首脳会談で伝える方針」
『日本テレビ NEWS NNN』2026年3月20日放送「日米首脳、アメリカ産原油増産に協力一致」
ただし情報社会の今は、今を正しく見て、正しく生きるための情報が伝わりにくい時代です。
3. 不安を「確信」に変える3つの対策
先行きの見えない不安を解消するには、具体的な「行動」しかありません。
①「水性化」を経営の柱に据える
溶剤不足に振り回される経営から脱却しましょう。最新の水性塗料は、既に溶剤に劣らない耐候性を持っています。これを機に、標準仕様を水性へ切り替える決断を。
②お客様との「対話」を深める
「材料がない」と嘆くのではなく、「国のエネルギー政策が変わり、より安定した未来へ移行する過渡期である」と誠実に伝え、理解を得る、真の強さを持つことを心がけましょう。
③これを機に『繁盛親方』等による徹底的な「見える化」で強い塗装店を作りましょう。
これを機会に、材料の入荷状況と現場の進捗を記録し、
ロスのない「最強の現場運営体制」を今の時期こそ構築していきましょう。
④「百年企業」の視点で塗装店経営を考えましょう。
お客様に対し、「今、材料が届かない」と謝るのではなく、「日本のエネルギー構造が変わり、より安心な未来へ向かうための産みの苦しみである」と、堂々と希望の未来を語りましょう。
まとめ:今回もまた、我々は勝つ。
北朝鮮のミサイル、未曾有のパンデミック、激動の政局。
これまで何度、我々は「ピンチはチャンスだ」と言い聞かせてきたでしょうか。
そして、その言葉を現実に変えてきたでしょうか。
今回も同じです。アラスカからの風は、もう吹き始めています。
不安を「確信」に変え、自らを進化させる好機と捉え、共に新しい塗装業界のスタンダードをつくっていきましょう。
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