【ビデオ事例】下請け塗装屋が元請け受注も増やして成長していった「健全堅実経営」を紹介!

広島県 呉市「道原塗装」

1.入会前の状況

2代目 道原 裕一 代表親方

入社後の会社状況

 大学卒業後、私は、父の会社に入社しました。当時の道原塗装は、下請け100%の道原塗装と住宅・土木関係のミチハラ建設、2社をやっていたので、業績も良く売上5億を超えていました。ですが、その一方で父は、私の知らない間に、借金を増やし続けていました。

 当時は、仕事もあり、職人さんもたくさん動いて、仕事が切れることもなく忙しかったので、何の疑いもありませんでした。しかし、実は業績が落ちていて、父は借金をしていました。

父との衝突

 業績悪化と共に父との衝突が増えていきました。父には、「社長の資産と会社の借金はプラスマイナス0で良い」という考え方があったため、父はよく、銀行から借り入れをして、職人たちにボーナスを出すということを行っていました。 資産があれば、借金をしてまでボーナスを支給という考えがあり、当時の借金は一億ぐらいありました。売上も仕事もあったんですが、なぜか借り入れがずっと増えていく、そういう状態でした。

2.入会後の変化

2代目就任

 父から代を受け継ぎ社長となった時、当初不安がありました。ですが、これ以上父のようにさせる訳にはいかないという気持ちもあったので、やるしかないという想いで挑みました。

 私は、社長に就任したタイミングで職人の会に入会させて頂き、徐々に成果を出させていただきました。社長に就任すると会社の経営状態が具体的な数字としてすべて明らかとなっていたので、職人の会のご指導の下、下請けから直販へ伸ばしていきました。

 職人の会の貴重なご指導により、当時、1億あった借金もなんとか全額返済することができました。返済完了までの期間「このまま払っていけるんじゃないか」という思いがあったので、あの時、あのタイミングで、職人の会に入会させていただいてとてもよかったなと強く実感しています。

赤字体質から脱却し黒字化へ

 終わってみれば赤字という赤字体質から脱却することができました。また、下請け仕事の方も利益率が完全され、黒字化していきました。

 黒字化の大きな原因としては職人の会の指導にもあった、「管理会計」を導入したことだと思います。「管理会計」を導入すると、直販だけの管理会計だけではなく、下請け仕事の管理会計というように、そのやり方が必然的に活かされてくるので、原価率、粗利率、経費であったりが改善されていきました。

成功への軌跡です、ビデオをご覧ください。

次はあなたの番です。