争天下者必先争人【管子】

「天下を争う者は、必ず、先ず、人を争う」というのは、中国の春秋戦国時代(紀元前700年頃)に管仲という政治家によって書かれた書物「管子」の言葉です。

「人を争う」には2つの意味があるそうです。

1つ目は、「人材の採用」
2つ目は、「人心の掌握」です。 大きな事業を成し遂げようと思うなら、「人材の採用」と「人心の掌握」を心掛けよというのです。

これは、同じようなサービスが乱立する現代の経営でも全く同じであり、事業を長く成功させ続けるためには「理念ビジョンに沿った人材のみを採用する採用戦略」と「マネジメント戦略」が重要だと言われていますよね。

ただ、それをないがしろにするから、会社は乱れ、倒産、廃業をしてしまう…。きっと国も同じなのかもしれませんね。

このような先の見えない時代ですが、私たち地域の塗装工事店は、「人材の採用」と「人心の掌握」をしっかりと心掛け、必ず生き抜いてみせます。地域のお客様の安心した暮らしを守るためにも。

日本建築塗装職人の会(青木)