事業承継をするために

Q.事業承継したいが事業承継をする人がいないのですが‥

はい。これから採用し、育てましょう。何歳であろうとも構いません。それ以外に道は無いからです。

また、「今の事業を売却できないか?」と考えられる方もおられますが、新卒採用から採用して育成した「塗装職人」「職長」が居ない限り、多くの場合、売却は出来ないとお考えいただいておいたほうが賢明かと思います。

さらに詳しくはこちら「大切な塗装屋を後継者へ事業承継する方法」をご覧ください。

Q.何歳になったら事業承継をすると良いですか?

はい。社会的には、60歳、65歳、と考えがちですが。私の経験則からでは、中小企業は50代に事業承継にトライすることが大事であると考えています。その理由は以下のとおりです。

①事業を承継してから、経営者として育成しなければならないため
②育成期間に10年前後はかかるため
③事業承継に失敗をする場合もあるため(再度トライできるためにも早めの50代事業承継)を目標にする

あくまで実践経営の知恵です。ご参考にしてください。

Q.事業承継には何歳から取り組み始めると良いですか?

はい。現実的には30代前半の時点から、事業承継に向けた採用、育成を心掛けて取り組み始めることが大切であると考えています。その理由は以下のとおりです。

①社長が、採用戦略・組織戦略を理解するまでに早くても10年程度はかかるため
②組織が出来上がるまでに早くても10年程度はかかるため

あくまで実践経営の知恵です。ご参考にしてください。