会長挨拶

会長 挨拶

 私が日本建築塗装職人の会を立ち上げたのは、「現場仕事には自信があるが、仕事の受注や経営が出来ない…」という職人社長の実父を支えたいと思ったことからでした。
その後、実父と同じような職人社長様の力となろうと決意し、日本全国の職人社長様の工事店経営を支え、日本の塗装技術の伝承・塗装業界の健全発展を実現したいと思うに至りました。

その「思い」は創立当時から現在まで一切変わっておりませんし、これが私の使命だと考え、人生を生きております。

その上、昨今の日本を取り巻く経済状況は、建築業界では慢性的な人手不足、世間では高齢化・人口減少、世界混乱という問題の三重苦。
だからこそ、日本建築塗装職人の会がしっかりと塗装店経営者様をお支えしていくことが大切なのだとより一層自覚しています。

日本建築塗装職人の会は、100年企業型経営に基づく塗装屋経営を基本と考え、地域に根付く経営、自社で未経験職人を採用して育成していく経営を行い、事業を必ず承継していくことを目標にしています。それが日本の建築業界、ひいては日本社会の希望となると信じているからです。

会長 青木忠史

本部親方挨拶 職人社長の『最高の右腕』になります。

私は新卒で入社したのは大手金融企業でした。会長の青木忠史とはたまたま個人的な関係があり、「あなたのような優秀な方を塗装業界は求めている。一緒に日本の建築塗装業の復興から、世界の塗装業界の健全発展に人生を賭けないか」と繰り返しのお誘いを受け、日本建築塗装職人の会へ入社させていただくこととなりました。

塗装業界に入った私の感想は「想像以上に厳しい業界だな」というのが本音です。それは以下のような状況を目のあたりにしたからです。

☑マーケティング難易度が高い
☑営業の多くが相見積
☑工事は現場によって全て違うため原価管理が必須
☑人手不足で採用をかけてもなかなか人材が集まらない
☑「正しい経営ノウハウ」を学ぶ場が皆無

ただし、これらの経営課題を1つ1つ解決していくことで「日本の建築塗装業界は必ず発展する」と確信を持っております。年々、廃業される塗装屋さんも多いのですが、毎日1社でも多くの塗装職人社長さんの経営を支援し、塗装業界の復興に全力を尽くして参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。


取締役/本部親方 高橋芳典