
下請けの塗装職人1人親方さんも、入会後わずか3年で元請け年商1億1,000万円になりました。
1.入会前と入会後の変化
下請け時代は、思うような仕事ができない、発注単価もごまかされることがある、などの状況であり、このまま下請けをやっていても、この先は無いのではないかという不安を抱えながらの日々を過ごしていました。
そして、なんとか元請けになりたい一心でホームページ制作に手掛けるものの、出来上がってきたホームページは粗悪なもので、自分でも「これではお客さんは来ないな…」と感じたほどでした。そのホームぺージを解約するに当たっても、契約がデタラメで、結果的に借金だけが残った形になりました。
そんな時、君津に引越をすることが決定し、知り合いも元請けさんも知らない場所で、仕事をやっていかなければいけないという状況になりました。そんな時に、ネット検索をしていたら、職人の会のホームページに行きついたのです。
他県で、ひときわ目立つなまこ壁の塗装屋さんを見た記憶があったのですが、それが、職人の会の会員さんだということが分かり、すぐさま電話をかけていました。
入会後、はじめに行ったことは?
入会後、はじめに行ったことは「社名」を変えることでした。最初、自分では「社名を変えて何の意味があるのだろう・・・」と思っていたのですが、「分かりにくい名前では仕事はもらえないですよ」というお話があり、たしかにそうだな、と思って社名を変えました。
その時につけた名前が「ヒノデリフォーム」。アサヒリフォームの「朝日」にあやかって「日の出」にしました(笑。
その後の成長プロセス
その後、チラシ、ホームページ等を制作していくにつれて、徐々に反響を獲得できるようになっていったのですが、最初の頃は、下請けの姿勢がまだ拭い去れなかったのか、「取りたい気持ち」が先行してしまい、お客様に対して、しっかりとした説明ができなくて、受注が取れない時期があったのですが。
お客様としっかりとコミュニケーションを取り、メリット・デメリットをしっかりと伝えながら、お客様の立場に立って一緒に考えていく姿勢を持ち始めていくことで、徐々に、受注件数が増えていきました。
ただ最初の頃は、この塗装業を行っていて良いのものだろうか・・・と迷う時期があったのですが、「そのような気持ちで仕事を行っていたら、お客様に対して失礼じゃないですか」「感謝されてうれしいと感じるのは、自分の使命を果たしたからと考えていてはどうですか?」と言われて、ハッとして、自分の使命が分かった、進むべき道が分かったのです。
そして、一人親方の時には、自分のことだけを考えればよいのですが、会社として仕事を多く受注してくるようになってくると、自分だけではなく、親方、職長、営業担当、事務員さん、と、会社を信じて一緒に頑張ってくれるみんなが働きやすい環境を整えていくことも大切なことだと、自分では分かってきたので、今は、そう考えています。ヒノデリフォームという会社は、1つの船なんじゃないかとね。
そして、これからは、多店舗展開も目指し、地域の方がたに愛される会社を社員全員と作っていければいいかなと思っています。
2.ニッポンの塗装店FCとは
ニッポンの塗装店FC・日本建築塗装職人の会の教えは、経営だけではなく、人間的な学びもあり、本当に素晴らしい会で、僕はは入れてよかったなと心から思っています。
3.まだ入会されていない塗装屋さんへのメッセージ
僕は、下請けを行っていて将来が不安だった時に職人の会に出会ったのですが、「そのような先が見えない不安な時」にこそ、行動することが大事だと思っていますので、僕が行ったように、迷わず電話をかけてみてほしいです。
僕と同じように変わっていけると思います。ぜひ一緒にやっていきましょう!
代表親方 佐藤光蔵
次はあなたの番です。